お口の中の大きな病気には虫歯と歯周病があります。
どちらも最悪の場合歯を失うこになる恐ろしい病気です。
これらの病気の原因はお口の中に棲みついている虫歯菌と歯周病菌による感染症で、段階に応じて適切に処置をしていくとほとんどの場合に進行、重症化を防ぐことができます。
しかし、みなさんなかなかご自分の病気の状態を把握できず、歯科医院に来院するときは歯が痛くなってから・・・
実は、痛くなったときには虫歯や歯周病はかなり進行してしまっていることがほとんどなのです。
初期の虫歯や歯周病は痛みなく進行していきます、そして重症化してきてはじめて痛みが出てくるため、その治療は複雑になり、たくさん歯を削ったり、抜いたり、回数がかかったりしてします。
ほとんどの方はご自分のはを削ったり抜いたりしたいと思ってはいないと思います。皆さん生涯にわたってご自分の歯でおいしく食事をとり、会話をし、きれいなくちもとの笑顔でいたいと願っているはずです。おいしくしっかりと食べることはからだに活力を与え、健康を維持するための重要な役割を担っています。
歯は一度削ったり、抜いてしまったりするともう二度ともとには戻りません。しかし、だれでもご自分のお口の中を正確に把握するのは難しいことなのです。
そのため、大切な歯を守るためには痛くなくても定期的に歯科医院でチェックをしていく必要があるのです。